金糸雀博物館

オタクの戯言

repaintingツアーで色を重ねるということ、その考察。

こんにちは!こはるです!
 
 
4/14 Sexy Zone仙台公演に参加してきました。
今回はネタバレ完全シャットアウトで参加したので何が起こるか全く知らない状態でした。
 
そこで、思ったこと、感じたことを書き残したいと思います。
ほとんど自分の備忘録だし、限界二次創作オタク考察ブログになってしまいそうです。
 
何でも許せる人向けです。
 
 
まず今回のツアーを語るうえでrepaintingというコンセプトの良さを語らずにはいられません。
昨年5年目のアニバーサリーイヤーとしてstageを駆け抜けた彼らが今年どんなツアーをみせてくれるのか、私はすごく楽しみでした。
アニバーサリーイヤーの翌年って結構難しい年で、5年目でいったん区切りがついているので今後アイドル像をどうするか舵取りをしっかり切らないといけないと私は勝手に思っているんですがSexy Zoneは「今まで培ってきたものに、色を塗り足す、塗りなおす」というコンセプトをぶち当ててきたの天才かと思いました。
過去を消すことをしないこと、過去は過去として大事に思うSexy Zoneの意思が感じられて私は好きです。
 
色々おもうところはあるのですが、今回はセトリの流れがあまりにも美しかったのでセトリを追いながら振り返りたいと思います。
 
1. Unreality
レーザーバッシバシ演出でコンサートの最初の曲として世界を構築してくるのがめちゃくちゃズルいなーって思いました。タイトルや曲の歌詞と相まってコンサートという非現実的な空間にSexy Zoneが降り立ったようでワクワク感がすごかったです。
正直今回のツアーはOneから始まると思っていたのでいい意味で裏切られました。
 
2. Ignition Countdown
!!特効!!!!これぞ!!ジャニーズ!!
ゴリゴリのダンスナンバーでジャニーズ感を演出されてさらにコンサートにきたというテンションが上っていく
 
3. ROCK THA TOWN
ダンスナンバー続けるんかーーーーーい!!!ここで上がる曲が連続することで気持ちがどんどん上がってくるのがわかって楽しくなってきました。
ニクいぜ!!!
 
4. プンププンプン
かわいーーーーーー!!高低差ありすぎて耳キーンなる。
かっこいいジャニーズ感を演出したあとでかわいいジャニーズ感を演出するのほんとにずるい。
しかもこの曲ってセクサマとかぶつかっちゃうよとかのSexyトンチキの申し子三浦徳子さん作詞ということもあって、かわいい中にもトンチキ感がでててSexy Zoneらしさがあってほんとにいい曲。
 
5. カラフルeyes
かっこいいジャニーズ、かわいいジャニーズを演出し、ここで色んな文脈をもつカラフルEyesをもってくるのズルい。この曲ってSexy Zoneのターニングポイントの1つじゃないですか。これを1ブロック目の最後にもってくることで1種の「俺たちSexy Zone」の自己紹介じゃないですか(?)
 
ここまでの5曲で5年目、これまでのSexy Zoneを演出してるんですよ。
そしてこのタイミングでAIマリが登場してツアーコンセプトのrepaintingを説明して色を塗っていくはなしに持っていき、あとのストーリーが進行していきます。
天才か????
 
そんなAIマリは1番めにオレンジを見つけます。
 
6. Birhday for you
今回の文脈的に6年目の誕生を祝う曲ですよね、これ。しかもこれ6曲目なんですね。計算なのかわからないですけど、もし計算だとしたら頭が良すぎる。
 
7. 会いたいよ
6年目の誕生を祝ったあとにSexy Zoneから「会いたいよ」というメッセージソング歌われるのヤバヤバのヤバじゃないですか。ファンとしてこんな嬉しいことないなと思います。
もう推すしかない。
あとこの曲2番の歌詞にオレンジ色の頬ってあるんですよね。狙ったのか?すごい。
 
8. My Life
恋と愛と別れの歌がここにくるのニクいーーーー
この曲自体がソロコンの文脈が強い曲ではあったっものの、ツアーの中での披露は風磨くんのつくる世界観と、オレンジ色がもつ夕焼けや太陽のイメージと混ざってまた1つの形になりました。
ソロコンでは1日だけ生き返った風磨くんの刹那的な恋のお話でしたが、ツアーのなかで今生きている風磨くんのMy Lifeが聴けて担当として幸せでした。
 
9. Mermaid
夏の太陽の!!聡ちゃん!!!
キラキラした夏のなかで少し切ない恋の歌を夏の映像と合わせて歌う聡ちゃんは風磨くんとは違ったオレンジ太陽のキラメキを表現していてこれも今回みつけたオレンジの1つだと思いました。
 
夏用のソロ曲をオレンジという世界観の中で違和感なくしているの頭がいい...
 
10. Kiss You Good-Bye
劇場支配人~佐藤勝利!!!!!!
さっきまでの温かいオレンジとは雰囲気がガラッと変わって劇場のカーテンをイメージした赤色のライティングになる演出がすごい
 
Jr.の統率のとれたマーチング、センターにたつ佐藤勝利があまりにも劇場で一瞬で海を帝国劇場にする佐藤勝利があまりにも圧巻でした。なんかずっと宗教画みたいだった...
 
11. Pheromone
劇場演出で「モテたい男の歌」を歌うのあまりにも熱すぎないか!
モテたい男というものをSexy Zoneさんは演技に昇華しちゃうのかよ~
それともモテたいと夢見る男が劇場で訴えてるみないな夢?みたいなイメージなのかなとか邪推。
 
12. Celebration!
モテたい男の歌からの君を楽しませるよ!の歌の流れになってるのすごい。
情けない男がファンの手をとって行くかのように解釈させるのズルい~、好き。
 
13. 忘れられない花
3曲の劇場演出から氷漬けの男。劇の幕が降りて新しい物語の始まり。忘れられない思いから氷がとけてもう一度動き出すってことか?天才か?
 
14. O.N.E~Our New Era~
もう一度動き出したSexy Zoneが旗を掲げる歌。熱すぎて氷も溶ける
 
MC→Mステ
旗を掲げて一旦終わらせるんかーい!!って思ったんですけど、多分これONEまでで第1期完!!!!って感じだと思いました。
 
15. Lov Manifesto
いやーーーーー
コンセプト勝ちーーーーーー
YouTubeで人気のフィンガーダンスをジャニーズのコンサートで出力するのが若者の作るものって感じですごい。
既存のものをオマージュして自分たちの色を足して出力するのが新世代ジャニーズならではというかsexy zoneそういうのメチャメチャうまいよね?個々の個性が強いからオマージュしてもらしさが出てるのが強みだなーー強いなーー
 
16. Sing along song
衣装が秀才〜〜〜〜〜!!!!
私服衣装かわいいーーーーーー!!
 
マニュとシングはMステという企画があったからちょっとパラレルっぽい、パロディ感がでてた。MステもパロディでマニュとシングがPVオマージュっぽいのマジ????1企画として流れを作るのがうますぎでは??
 
17. Mission
ケントロイド再臨
 
パロディの流れがあったからケントロイドっていうパラレルワールドのケンティが成り立ってるのすごない??
ちなみに今回同行した友人は初めてのセクゾコンだったんですけど、Missionのコンセプトにやられて立派なケンティガールズになって帰っていきました。
それだけあの曲には他担を取り込む吸収力のある曲だしコンセプトなんだよ...ただTシャツを引きちぎる曲にあらず
 
18. déjà vu
コンセプト勝ちーーーーーー(2回目)
この曲〜、この曲はですね〜、Jr.とマリの衣装の対比が良くて、Jr.はカーキー色のいわゆるカモフラージュカラーで完全にモブなんですよ、対してマリはフォーマルな服。それで影で投影される女性の影を追いかけるdéjà vuですよ。
ミュージカルのワンシーンみたいなハリウッド感ある不思議トリップ映像がぎっしり詰められてて脳が完全にやられた。コンセプトが強い。
 
ここまででマリはを見つけます。
 
19. 名脇役
ここで緑を見つけて名脇役にうつるのずっと考えてたんですけど、緑がもつカラーイメージに
良 : 若さ、安全、新鮮
悪 : 未熟、受動的、保守的
 
があるらしくてこの曲そのものを緑のイメージとして解釈しました
 
20. 恋愛ゲーム→ピンク発見→peach
この前に「マリ、なんか良いゲームない?」の風磨君のセリフが入ります。場面転換がわかりやすすぎる。
前の名脇役が持つ、恋がうまくいかない男の子の話の後にpeachという明るい歌にする前にゲームという形をとることで雰囲気を壊さないのスキ...
 
このあとは
peach→21. スキすぎて→22. ラブマジ→23. レディダイ
というものすごい恋のパワーを歌った桃色ワールド。恋が楽しい、多幸感でフワフワの空間を
24. ぎゅっと
が締めます。
ずるい...フワフワした気持ちをそっと抱きしめてピンクの世界が塗られる、幸せパワーだ...
 
25. fantasy~1秒の奇跡~
この前にライトを消して、レーザーを使ったダンス曲。センターステージが動きながらレーザーの光に照らされるsexy zoneがあまりにも幻想的で、最初のアンリの演出がレーザーだったのも相まって、色を塗り重ねるために現れたsexy zoneが消えてしまうような儚さで物語の終演を魅せてきます。ニクイぜ!!!!
 
26. Silver Moon
白のペンライトで照らされるsexy zone。私たちのペンライトの光で、真っ暗な中幻想的なsexy zoneを照らして道を示す。かぐや姫か?私は月に帰りますってか?チクショー!!!!
 
個々の挨拶
短かったけど松島君の変わりたいと思っても、自分の軸を変えず色を足すこと、好きな色を足すことという言葉が響きました。
 
27. フィルター越しに見た空の青
君と隣で一緒に空を見られて良かった。最後に笑顔でそう歌うsexy zoneあまりにも幸せすぎませんか?
青いラメがバンバン飛ぶからスタンドで見るとマジでドーム内なのに空がみえるんですよ。
sexy zoneと同じ空を見られて幸せ。良かった。
 
最後にマリは空の色、青色を見つけて6年目の塗り重ねは終わり。セトリの美しさにもう白旗。
 
 
アンコはストーリーやコンセプトと関係ない盛り上がり曲でめちゃ楽しかった。終わってちょっと切ないけど最後にsexy zoneと笑顔で盛り上がってコンサートは終わり、楽しい楽しい思い出。
 
 
いやーー、長くなったし邪推多すぎてほぼ妄想みたいになってしまった。でも自分の解釈が大好きなのでブログとして残しておくことにしました。
去年のエモエモStageとは違った今回のツアーでしたが、私はコンセプトやストーリー性含めてすごくすごく大好きなツアーでした。ライブはある程度の物語性があってそこにアルバムの曲をどう落とし込んで表現するかが個々のアイドルの持つ力だったり才能だと思うのでsexy zoneは若者のが持つ流行へのアンテナと個性とジャニーズという場をすごく上手に融合させて新しいライブの形が生まれているなーって思ってすごくすごく楽しいし、ずっと見ていたいし、応援したいなと改めて思いました。
 
今年のsexy zoneも、来年のsexy zoneも楽しみです。